カイゼンでラクラク豊かで幸せな人生を手に入れる方法! -3ページ目

変化を恐れない?

ほとんど誰でも環境が変化することに


対しては、多少なりともストレスを伴います。


同時に恐れもあるものです。


ところが、トヨタ式では、「意識的に変化を恐れないようにする」


というセオリーがあるそうです。


「カイゼン、カイゼンまたカイゼン・・・」


しかし、ここが落とし穴です。


基本的に、人間は変化を嫌う、言い換えれば防衛本能


があるそうです。


それを意識だけに頼って変化させようというのは


ムリがあります。


したがって、small step ,つまり小さい変化から


はじめることが、ムリなくカイゼンを継続するための


必要条件です。

 

トヨタ方式を導入しようとして、失敗しましたという


例をききますが、まさにこのドラスティックな


カイゼン効果を経営者が期待した結果ではないかと


推察できます。


経営者は、短期間での効果を期待します。


カイゼンをやるほうは、small stepから、できるだけ


ストレスのない変化を、たくさん起こしていく、


そして、それが長い時間をかけて、カイゼンがマインドとして


定着したときこそ、はじめて大きなカイゼンができます。


そして、もっと大事なポイントは、経営者そのものが


カイゼンすべきということです。


従業員にだけ、カイゼンをおしつけ、


自分は号令だけ、これ能無し経営者のパターンですね。


自分の会社はトヨタではないのです。


1兆円利益の企業は1日にして成らずです。






電電公社の醜態

今日、オフィスに電電公社の方が、きていました。


光ファイバーを敷設するとかで、聞けばオーダーは1年ほど前だったとか・・・


それを聞いた私は、その電電公社の人と話す気にもなれずに、


無視していたら、やたらと1年かかってしまった話と、その敷設の説明


をやりだす始末。


私は、総務でもなんでもないし、そもそも担当外ですと


その電電公社のかたに、申告してあったはずです。


それなのに、自分勝手にまくし立てる彼らは、いったい何者なのでしょうか。


ほどなく、ある本で読みましたが、東西電電公社は経営赤字だとか・・・


こんな営業マンしかいないのと、顧客を1年も待たせるオペレーション・・・


なるほどうなずけます。


こんな人たちと話する時間も、労力もムダであると


悟った私は、何もいいませんでした。


これもムダがあることから、カイゼンの対象になります。


話す値打ちのない相手とは、極力話しをしない・・・


常にそうありたいです。


時間は有限ですから。

マニュアルは誰がなんのためにつくるのか?

o(^-^)o会社に勤めている多くの方が、業務の引継ぎなどで、マニュアルを作る、あるいは


マニュアルを見る機会があると思います。


部署を移動するとき、あるいは転勤になるとき、


またその会社をわけあって退職するときなどなど・・・


しかし、今日、今月いっぱい


でオフィスを去る、アルバイトできてもらっている


かたから、本当のマニュアルのつくりかたを教えてもらいました。


その答えは、「思いやりからくる配慮」です


彼女は、そのマニュアルを私にみせ、引継ぎをするあいてに


よく伝わるかどうか、そしておかしなところはないのか、


見てほしいというのです。


皆さんはお気づきでしょうか?


少しでも、引継ぎする相手がわかりやすいようにという配慮です。


その内容を拝見しますと、必ずしもパーフェクトなものではありません


でしたが、確かに、彼女の配慮が随所みられて好感のもてる


マニュアルでした。


そして、私が少し手を入れただけで、十分使えるものでした。


過去に私自身も数々のマニュアルを作成し、あるいはヒトから


マニュアルをもらった経験が多々あります。


まず自分を振り返ったとき、引き継ぐ相手にわかりやすい配慮をし、


そして、周囲にチェックをしてもらうまでの配慮があったのか?


反省です。


どちらかというと、この程度はわかってもらわないと困る、この程度も


業務がわからないのであれば、それは引き継ぐ相手が不勉強と


ばかりに、今にして思えば、非常に不親切なマニュアルを作成


してきたような気もします。


(誤解のないように申し上げますが、私自身はマニュアルの作成


テクニックはもちあわせております。)


ただし、マニュアルをかけないチンパンジーがいたことも確かです。


仕事は、その人の「頭のなか~頭のなか~」これは団塊の世代の


専売特許ではなかったようで、若いチンパンジーでもそのような


人物は確かにいました。


チンパンジーには思いやり以前に、ものを書くことができませんので、


これは今回のテーマの蚊帳の外ですから、これは余談でした。


本当のマニュアルのつくりかたのポイントは、


「思いやり」でしたo(^-^)o


今日は、ほんとに教えられました。




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いつもありがとうございます。

ヒトの労力を借りるカイゼン

仕事で一人でかかえて、首が回らない状態になって


いる方をよく見かけます。


ここではAさんとします。


Aさんは毎日「忙しい!忙しい!」とつぶやきながら仕事しているの


ですが、正直よくみてみると、それほど付加価値の高い


仕事をしているわけではありません。


挙句の果てには、休日出勤して、この会社は、自分を


コキ使っていると不平、不満をいう始末。


こういうタイプには、以下のような共通点があります。


・周りに仕事を絶対にわたさない

・忙しい(ふり)して、それが自分のアイデンティティーと思っている

・社外にまで、忙しいをアピールする

・周囲をまったくみていない


したがって、Aさんはチームワークを乱し、成果においては


マイナスの要素になってしまっています。


ところが、もしAさんがカイゼンマインドを持てば次のようになります。


・周囲に仕事をフェアに割り振る

・常に次の展開を考えている

・社内にいつも成果をもたらしている

・周囲の仕事のプロセスを常にチェックしている


100ある仕事も、5人にフェアに振れば、一人20です。


しかも、自分がオフィスにいなくても、5人のうち誰かが


フォローできる体制ができます。


そして、自分は少しでも会社に付加価値をもたらす


仕事にパワーシフトできます。


これが、仕事の好循環をもたらし、そしてチームのムードも


よくなるコツです。


特に、マネジメントに従事するかたには


肝に銘じてほしいものです。


2度書きはもってのほか!

事務仕事のなかで、よくまとめるという作業が発生します。


たとえば、A~E社からくるデータを、まとめて、F社にて


提出するといった仕事です。(いわゆる、たな卸し作業というやつです)


Aさんは、このデータを再度、自分のフォームに置き換えて、


打ち直し、データを作成しました。


Bさんは、あらかじめ、F社に提出するフォームを


データを送ってくれるA ~E 社に送っておきました。


そして、それにヘッダーを付加して、すぐに


F社に送付しました。


ここで、問題になるのは、Aさんのように、はじめに送られてきたデータを


再度、書き写してまとめる作業をすることです。


ミスはここでおきます。


あるいは、入力、データのチェックの時間も発生し、


所要時間もB さんの3倍かかることになりました。


意外にもこういう作業をしているオフィスワーカーが多いことに


私自身、驚いています。


これは、本当にあった話ですが、


Aさんはデータミスが発生し、再提出の憂き目をみました。


しかもこの作業は、年に一回ある仕事でしたが、


なんと3年連続、ミスが発生していたのであります。


実は、このBさんというのは、そのAさんから仕事を引き継いだの


ですが、この不名誉な3年連続ミス発生を、ストップさせたのでありました。


Bさんは、Aさんの作業プロセスに問題を発見し、即カイゼンしました。


カイゼンしないだけで、Aさんは、その後3年連続たな卸しでミスしたという


不名誉な記録を残し、そのセクションを去ったのでした。


いかかですか?


ほんの少しのことです。


くれぐれも、Aさんにはならないように、


皆さんも気をつけていただきたいです。



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